4.29.2017

長谷川メモリアルスクール。

2017.03.03 AM
:
この日は午前中、ハセガワメモリアルスクールの見学に。
ホテルのあるゼロポイントから歩いて15分くらいの場所にある。


ハセガワスクールは、
登山家でウルタル2峰登山中に雪崩に巻き込まれて亡くなった
長谷川恒男さんの妻が、夫の意志を継いで造った私立学校。


男女共学で、地元の幼稚園児から高校生までがここで教育を受けている。
カリマバードには他にもいくつも学校があるけれど、
中でもここは設備が整っていて良い教育を受けられるので、
地元でも評判が良いのだとか。
そういえば昨日訪問した家族の子どもも、
ハセガワスクールに通っていると言っていた。
ウルタルは、1峰2峰とも日本の登山隊によって初登頂された山であり、
「ハセガワ」の名前を冠した学校とともに、
フンザと日本とのつながりを象徴する証となっているのだとか。


見学したいと言ったら歓迎してくれて、
先生のひとりに中を案内してもらった。
休憩中だったのか授業風景は見れなかったけど
学校の施設を見学させてもらえた。
パソコンも何台も完備されていて、小さな図書館も。


中を案内してくれた教師のリアカットは30代にしか見えなかったけど、
27歳で私と一歳しか違わないと分かって驚き。
リアカットも、私が18歳くらいだと思ったらしく、驚いていた。
案内してくれているとき、ずっと冗談ばかり言っていて面白かった。
「ジョーカーだねえ〜」って言ったら
“笑うことは健康にいいから、わざとやってるんだ。
僕は大真面目だよ” と言っていた。

案内してくれたリアカットにお礼を言って、スクールを後にした。


ハセガワスクールのバックには、壮麗なウルタルがそびえ立つ。


子どもたちはみんなこんな制服を着ている。





*END*
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4.27.2017

家庭訪問とイスラムの話。

2017.3.2
この日は、宿のスタッフで料理人のアバースが
カリマバードのローカルな農道を案内してくれた。




ここの農道から見る景色が、本当に素晴らしかった!

今は冬の終わりで殺風景な感じはあるけど
これからどんどん杏が花を咲かせ
木々が緑に色づいて行ったらどれだけ美しいのだろうか。
想像するだけでため息がこぼれた。
心配性の私にとって
パキスタンに来るのはとても怖かったけど
勇気を出して一歩を踏み出してみて本当によかった。
多分ここに辿り着くことが私の人生で大きな意味を持っているような
、、、そんな気がした。
教わったばかりのウルドゥー語を、ずっと繰り返していた。
メー コショ フーン。
メー コショ フーン。
(私は幸せです。)


アバースの親しい友人と、その奥さんと子どもが
農作業をしているところを通りかかった。



家のすぐ隣の畑(果樹園)で
りんご、あんず、さくらんぼなどを育てていて、
ニワトリも飼育しているみたい。
アバースとその友人が外で話している間に
奥さんと子どもが家の中に案内してくれて
チャイをご馳走になった。
家の中にはおばあさまもいらっしゃった。
英語があまり通じなかったのだけど
なんとか身振り手振りで話が出来て
最後にお礼としてチェキで写真を撮ってプレゼントしたら
とても喜んでくれた。
“日本人はグッドマインドを持っているから好きだわ”
と奥さんが言ってくれたのが嬉しかった。


ここに来てまだ一日だけど
出会う人出会う人みんな日本人が好きだと言ってくれる。
それもこれまでここを訪れて来た旅人や
フンザの発展に従事されて来た方々のお陰。
私も、日本人や日本の良さをもっと伝えられるような関わり方を
現地の人として行こう、と思った。

フンザで地元の人の家庭を訪問するのは一つの夢だった。
まさかこんなに早く叶うことになろうとは…。


夜、ギルギットからやって来ているオーナーの友達が
ホテルに遊びに来ていたので皆で一緒にご飯を食べた。
その中で、宗教の話になった。

彼らはムスリムで、イスラム教について、
「この世に存在する全てのものが
アッラー(神)により与えられているんだ」と言っていた。
「君の宗教は何?」
と聞かれたけれど、正直私はさしたる信仰は持っていない。
「私は何教の信者でもない」と言うのが本当のところだけど
イスラム教徒に対して、“私は無宗教です”
と言うべきではないと思ったので
(彼らは人間は誰でも何らかの信仰を持っているものであり
信仰を持たないものは動物と同じだと考えるため)
ひとまず『家族は仏教徒。でも日本では神道の考えも広まっているかな』と答えてみた。
イスラム教と聞くと、排他的なイメージを持つ人は多いと思う。
だけど彼らは異教徒だからと言ってはねつけることはしない。
基本的に他の宗教を受け入れようとする心を持っているし
他の宗教を“知りたい”と興味を持ってくれている。
ただ問題なのは私。
仏教について詳しく聞かれるのだけど
恥ずかしいことに仏教の知識を大して持ち合わせていない。
日本語でも説明できないのに英語で説明できるはずがない。
“神道”については「神道って何?」と聞かれたので
『神道では、自然界に存在するあらゆるものに神(命)が宿っていると考えられる。』と言ったら
「だけど何によってその生命が与えられるの?」
と聞かれて言葉が詰まってしまった。
言葉の問題もあるけど
そもそも一神教であるイスラム教では
多神教は良くないものとされているので
多神教である神道を彼らに理解してもらうのは難しいだろう。
宗教の話って難しい…。
私が自分の信仰を全然説明できないので
逆に彼らがイスラム教についてひらすら語り続け
私は「うんうん」とうなづいていることしか出来なかった。


フレンドリーで楽しい方々でした♪


この日アバースに「ウルドゥー語を勉強したいんだよね〜」と話すと
時間を作って毎日1時間くらいレッスンしようとのこと。

まだ寒いし杏もまだみたいだし
勉強するなら今が丁度良い。
明日から、ウルドゥー語個人レッスン始まるようです。


*end*



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4.24.2017

風の谷、フンザ。

2017.3.1 ( 2 )

本や写真で何度も何度も目にしていたフンザ。
その場所に自分が立っていることが変な感じだった。
すぐには実感が湧かなかった。


ミニバスでカリマバードのゼロポイントに降ろしてもらう。


そこですぐに、カリマバードの有名安宿である
オールドフンザインとハイダーインの看板を発見!
私は事前に、めだかちゃんトレック&ツアーズのHPより
めだかちゃんというガイドさんと連絡を取り
オススメ宿を含め色々とリサーチしていた。
彼によると『チープでクリーンでフレンドリーな家族』
の“オールドフンザイン”がオススメ!
とのことだったので、真っ先にオールドフンザインに向かってみた。


オールドフンザイン、レセプションの外観。

レセプションはこんな感じ。

中に入るとオーナーの息子とコックが迎えてくれた。
シーズンイン直前でお客さんは誰一人泊まっておらず
彼らは日がな一日旅行者が来るのをずっと待っていたのだと言う。

オールドフンザインはシングルで1泊Rs800とのこと。
日本円にしたら¥800なので十分安いのだけど
地球の歩き方パキスタン'07-'08(これが最新…)によると
シングルRs200と書いてあったので
“10年の間に随分と値上がりしたんだなあ…”と少し驚いた。
私は長期滞在ということもありRs600にまで下げてもらえたので
ここオールドフンザインに泊まることにした。

※あとでホテルの人に聞いた話によると
日本人はマナーがよく部屋を綺麗に使うからいいのだけど
パキスタン人観光客や他の国の旅行者には1泊Rs1000を提示するらしい。
みんな、Rs700までは下げてもらえていたみたいだけど…


部屋に荷物を置き、さっそく町歩きへ。
バザールの土産物屋を覗いてみると
たくさんの民族衣装に民芸品、そしてぴかぴかに光る天然石の数々…
目を惹かれるものばかりで、早くも散財の予感がした。

バザール巡りをしていたら、
パキスタンの国内旅行者のグループに会った。
同じデザイン会社に勤める仲間と休暇で旅行に来ているという、
カラチの若者たち。みんな私と同い年くらい。


フンザの人たちは男性は7割くらい、女性はほぼ全員、
パキスタンの正装であるシャルワールカミーズを着ているのだけど
彼らのように都会に暮らしている人たちは洋服を着ていることも多い。
顔立ちも、フンザの人とはどことなく違った感じ。
彼らはどちらかと言えばインド人寄りで、
まさに想像していた“パキスタン人”のイメージだった。
フンザの人はどこか西洋人っぽくて肌も白く、
瞳の色も茶色やブルーの人もいたりする。

フンザは観光地なので現地の人は外国人慣れしているようだけど
カラチには旅行者などは少ないので日本人の私はかなり珍しかったらしく
みんなフレンドリーに話しかけてくれて色々と話をした。
私はいつかシンド州の伝統的なアジュラックプリントという布を探しに
シンド州(カラチ)の方にも行きたいと思っていたので
そのことについて聞いてみると
「カラチに来てくれたら私たちが喜んで案内するわ」と言ってくれた。
最後に写真撮影をして、連絡先を交換してお別れした。


それにしても寒い。(気温はこの時期でも1ケタ)
フンザは予想以上の寒さで、この日はぱらぱらと雪が降っていた。
持って来た服だけだと凍え死にそうだったので
バザールで急いで色々と買い足した。
外の気温は長野と同じくらいなのだけど、
私が泊まるような安宿には暖房器具などないし
部屋のドアや窓も立て付けが悪く隙間風がひゅーひゅー。
屋外と屋内の温度があまり変わらない。夜の寒さは特に厳しい。
上着は6枚重ね着、パンツや靴下は2枚重ねだけど、それでもまだ冷える。

そして、一応ホットシャワーはあるけど
なぜかちょろちょろとほんの少ししか出てこないので
シャワーが終わる頃には芯から体が冷え切ってしまい
毛布を3つもらって服を何枚着込んでも寒くて
この日はなかなか寝付けなかった。


地元の人によると
あんずの開花は2週間後くらいとのこと。
“あと数日もすれば暖かくなるさ♪”
“インシャッラー♪”
と、フンザの人々は皆、陽気というか…能天気だ(笑)



はやく春が訪れますように…❀


*end*
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4.21.2017

フンザを目指して。

2017.3.1 / 1

朝8時半、ホテルをチェックアウト。
タクシーやスズキを拾える場所までは
ホテルから離れていたので、
ホテルのオーナーさんに
「ジェネラルバススタンドへ行きたいのだけど
車で連れていってもらえませんか?」
とお願いし、バススタンドへ送ってもらう。

ジェネラルバススタンドは
地球の歩き方によると(10年前の)
ギルギット市街地の東の外れの方なはずなのだけど
オーナーが連れて行ってくれたのは、
市街地より西のバススタンドだった。
バススタンドというより、
ただ小さなミニバスが一台停まっているだけの
小さな一角だった。

それでも小さな小さなオフィスがあり
カリマバードのゼロポイントまで
Rs250で行ってくれるとのこと。

ホテルのオーナーさんにお礼を言ってお別れし
ここで出発まで待つことにした。

どうやらバスには決まった時間はないようで、
8:00〜17:00の営業時間内で
満席になったら出発するシステムのようだった。

ここに8時半過ぎに着いたのだけど
お客さんはまだ誰ひとり来ていなかった。
1時間ほど過ぎるとぽつりぽつりと集まり出し
約3時間で席が全て埋まり、ようやく出発。

見たところ大体15人乗りくらいのミニバスに
21人が乗っていたので、中は結構なぎゅうぎゅう詰め。
そんな中ただひとりの外国人だった私は、
有難いことに助手席に案内してもらえた。
(外国人でも男性だったらそうはいかないらしい)

:

ギルギット⇄フンザを繋ぐカラコルムハイウエイは
かなり整備されていて、予想外に快適なドライブだった。


途中4ヶ所くらい検問があり
その都度ドライバーが私のパスポートを持って
何かチェックを受けているみたいだった。


途中、小さな村で休憩を挟む。



そして
ギルギットを出発してから3、4時間。

ついにフンザの目的地、カリマバードに到着した。



※Rs1(パキスタンルピー)≒1円

*end*


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4.19.2017

北部拠点の町、ギルギットへ。

2017.2.28

朝早くにホテルを出発し、
再びイスラマバード国際空港へ。

心配していた天候も、大丈夫そう。
良かった。

チェックインを済ませ、
搭乗時刻になり飛行機に乗り込んだのだけど
どうやら故障が見つかったようで
全員一度降ろされ、待合所で待つことに。
それでも2時間後くらいには
何とか直ってくれたようで、再搭乗。


そして、離陸。
離着陸の時は、心臓バクバクだった。
“ちゃんと飛んでくれますように”
“着陸、上手く行きますように・・”
首から下げていたラピスラズリのペンダントを握りしめ
飛行機が落ちないように神様にお願いした。

そして神頼みの甲斐あって、無事ギルギットに到着。



空港で外国人登録を済ませたら
そこにいたスタッフのお兄さんに
『どのホテルに泊まるの?』と聞かれ
「これから決める」と言ったら
マディナホテルを勧められた。
「チープでクリーンでホットシャワーとwi-fiある?」
って聞いてみると
『う〜ん。じゃ、リヴェリアホテルがいいかも』
とのこと。
ちょうどリヴェリアホテルのオーナーさんが
他のお客さんをお迎えに来ていたので
一緒に車に乗せてもらい、
リヴェリアホテルに行ってみることにした。

到着して中に入ってみると、
確かにクリーンでwi-fiもあるのだけど
ホットシャワーは朝しか出ないらしかった。
(結局、朝も出なかった)
そして肝心の料金は朝食付きRs2500とのこと。高すぎる。
確かに立派なホテルだからその値段でも納得なのだけど
それじゃあ全然チープじゃない。
最初から値段聞いておくんだった。
でも、市街地からちょっと離れているようだし
また移動するもの面倒だったので一泊だけなら、と
このホテルに決めてしまった。



:


宿に荷物を置いて早速ギルギットの町を歩いてみる。

頭に布を巻いてなるべく目立たないように
歩いてるつもりだったけど全然バレバレだったようで
すれ違う人みんな私をガン見!
ハローハロー!チャイニーズ??
みんなフレンドリーに話しかけて来てくれる。
今となってはここを訪れる外国人は少なく
特に日本人観光客はめっきり減ってしまっているらしい。
そしてギルギットの街中では女性をほとんど見かけなかった。
日本人の女性が一人で歩いてるって
よっぽど珍しいことなんだろうなあ。
ここはイスラムの国。
女性の一人旅なのだから、本当に気を付けなければ。
と、ちょっと気を引き締める。


ギルギットでは早速こんな素敵な雑貨屋さんを見つけたり


困ったら助けてくれる人がいたり
チャイをご馳走してもらったり
親切な人にたくさん出会えた。




明日はいよいよ憧れの地、フンザに向かう。


*end*

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