8.07.2017

泥に咲く花。

私のなかでは長い間、
夏の花といえば、ひまわり!
だったのだけれど、、

最近は、ひまわりと同じくらい

蓮の花が好き。


ハスの花は、
朝、水面から花茎を立てて開花。
昼すぎにかけてだんだん閉じてゆく。
それを3~4日間くり返したあと
花びらがぱらぱらと散る。

花開く前のハス。


これは、2日目頃。
おわん型に開いたハス。



3日目頃。平らに開いたハス。



花期を終えたハスは、こんな風に
じょうろの先っぽのシャワーみたくなる。


どの蓮も個性があってかわいらしい。





「蓮は泥より出でて泥に染まらず」
という言葉がある。


仏教でも、
泥水の中から生まれ清浄な美しい花を咲かせる姿は
清らかさや聖性、仏の智慧や慈悲の象徴とされている。
良い行いをした者は死後に極楽浄土に往生し、
同じハスの花の上に身を託し生まれ変わるという思想もある。




泥の中という、一見過酷な環境と思える中で
すくすく茎を伸ばし、綺麗なピンクの花を咲かせる蓮。




蓮がきれいだと思うのは、


“どんな環境にいても
どんな逆境の中にあっても
あたなは大きく綺麗な花を咲かせられる。”

そんなことを身をもって教えてくれているような、
そんな気がするから。


気高くて凛とした、美しい花。

大好きな花です。





“置かれた場所で咲きなさい”
そんなタイトルの本があった気がする。




自分のあるべき場所で、花を咲かせられたらいいな。









p.s.
花について調べていたら、こんなサイトを見つけた。
世界の国花
蓮が国花になっているのは、
インド、スリランカ、ベトナム。
そして、なんとシリアの国花は杏なのだそう。
一気に親近感がわく。

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