チトラールのホテル・アルファルークは本当に居心地が良かった。
Rs600と安いのに部屋はそこそこ綺麗でWi-fiはサクサク、
気持ちの良いバルコニーやテラスがあって
オーナーやスタッフもとっても親切。
おまけに暇そうにしてると「カワ飲まない?」と誘ってくれるし
夕食は、オーナーのお母さんが作る超美味しい料理を食べさせてもらえる。
1,2泊のつもりが、気づけば最終的には4泊することに。
チトラールの街も、大きすぎず小さすぎず
ちょうどいい大きさで、穏やかな雰囲気がとても好き。
晴天率が高く乾燥してるので、洗濯物もすぐに乾くのが有難い。
ただ、ペシャワールほどではないけれど宗教的に保守的な地域ではあるようで
街にはほとんど歩いている女性を見かけないし
見かけたとしても目以外の全てを覆っているのが基本。
布屋さんでシャルカールカミーズの布を選んでいた時も
買いに来るの他のお客さんはみんな男性で
女性は夫が選んだ服を着るのが普通みたい。
着る服も自分で選べないというのはちょっとな。
う~ん、、色々考えさせられてしまう。
そんなわけでチトラールでは、女性とはほとんど話が出来なかったのだけど
ここで出会った男性たちは、超好印象!
フンザのようにやたらめったら話しかけてこないし
下心を持って近づいてくるような輩もいない。笑
(フンザは観光地なので、外国人慣れしてる人が中にはいる)
でも、困ったことがあって助けを求めると
必ず親切に、手を差し伸べてくれる。
高潔な、ムスリム男ばかりで気持ちが良い。
紳士的で誠実で、実に居心地が良かった。
カラーシャから帰ってきて
チトラール滞在3日目にして、私たちは自由を謳歌できるようになっていた。
カラーシャから帰ってきて私たちにつくことになったポリスは
なぜだかホテルにあまりいなくて、出歩きたい時に出歩くことができなかった。
「ちょっと散歩してきたいんだけど」って宿の人に言うと
なんと「一人で行ってもいいよ」と言ってくれた。
街を歩いているとかなりたくさんポリスに会うのだけど、
一人で歩いていても、ほとんどはスルー。
一度だけ「君のセキュリティは?」と聞かれたけれど
「少し散歩をしているだけです。私は一人で出歩くことを許されました」
って言ったら、そうなんだ、ってニコっと笑ってスルーしてくれた。
チトラールの目玉、玉ねぎ型のモスク。
シャーヒーモスク。 |
チトラールには、美味しいものがたくさん。
カレーの味はマイルドで優しいし
ピラフのようなものも美味。
パコーリなど屋台で売ってるものも辛くなくて優しい味がするし
キンキンに冷えた飲み物や、アイスクリームだって手に入る。
フレッシュマンゴーのアイスクリーム。 |
そして、カワ屋さんで美味しいカワが飲める。
カワ屋のおじいちゃん。 |
フンザ同様、ドライフルーツ天国でもある。
美味しいものを食べて
ちょこっと街を散策して
ホテルの3階で涼しい風を感じながら
のんびり街を眺めている時間が最高に幸せだった。
Y.
2017.8.20
Chitral PAKISTAN
P.s.
チトラールを去ってから、
近郊にガラムチャシマという手工芸の盛んな
ヒストリカルな場所があったということを知った。
フンザで売られている多くのアフガンスタイルの
ミラーワークや刺繍小物が、この地域でくるられているということを知った。
また、行きたい場所が増えてしまった。
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